ライフプランに応じた無理のない資金計画

マイホームを建てる時には、まずはライフプランをしっかりと考えることが大切です。夢や理想ばかりを求めるのではなく、家を建ててからの生活をきちんとイメージしたり、将来的なライフスタイルの変化にも目を向けるようにしましょう。

また、ライフプランを見通して家を建てた後のおおまかな出費などを計算することで、家造りにかけられる予算もはっきりとしてきます。家造りにお金をかけすぎて後で後悔することのないように、ライフプランに合わせた無理のない資金計画を立てるようにすることが必要です。自己資金やローンなどの金額について不安がある場合には、専門知識を豊富に持っているファイナンシャルプランナーや施工会社の担当者などに相談してみるのもよいでしょう。

家族構成や年齢の変化を考慮した間取り

一方、家造りの前にライフプランを考えることで、家族構成やそれぞれの年齢の変化などを考慮した間取りを検討することができます。子供の人数や性別によっては、成長に合わせて子供部屋を分けられるような設計にしておいたり、子供部屋を夫婦の趣味の部屋として使えるように準備しておくことも可能です。

そのほかにも、共働きをするのか、ペットを飼うのか、親との同居予定はあるかといった可能性についても考えておくと、後からリフォームや改築をしやすいような工夫を施しておくことができます。家造りがスタートすると、決めなくてはいけないことに追われることが多いため、家を建てる前に家族でゆっくりと時間をかけて話し合っておくのがよいでしょう。